第13試合 hige × Doll Master back
Reported by Search Light
【第1戦】
両者ともにマリガンなく、higeの先攻。
higeは1手目《山》、2手目《山》から《かまどの神》をプレイ。Doll Master(以下DM)は1手目《死の溜まる地、死蔵》、2手目《沼》から《精神ねじ切り》をプレイし、《金属モックス》を捨てさせる。
続くターン、higeは《かまどの神》で攻撃し、《灯籠の灯る墓地》を置いて《罰する者、ゾーズー》を呼ぶ。対するDMは《残響する衰微》でゾーズーを片付け、《島》を置いて《師範の占い独楽》をプレイする。
ここでhigeは土地が止まり、《かまどの神》でアタックのみ。DMは《氷の橋、天戸》を置くと再び《精神ねじ切り》で《紅蓮地獄》《氷河の光線》を手札破壊。higeはターンエンド時に《マグマの噴流》をDM本体に撃ち、占術でドローを整える。
続くhigeのターンは《真鍮の都》セットからかまどの神の攻撃でエンド。DMは三度《精神ねじ切り》で《山伏の長、熊野》を捨てさせる。higeの手札はこれで0に。
higeは《かまどの神》で攻撃しながら、《マグマの噴流》《溶岩の撃ち込み》を本体に撃ち込んで食い下がるが、DMは《残響する衰微》で《かまどの神》を片付けると、《大牙の衆の忍び》を呼んで忍術で《鬼の下僕、墨目》に変え、《山伏の長、熊野》《かまどの神》を立て続けに奪っていく。
higeは火力のドローに賭けるが結果は思わしくなく、21ターン目のドローを見て投了した。

【Sideboarding】
hige Out:《紅蓮地獄》×3、《凍らし》×1
In:《ボトルのノーム》×2、《石の雨》×2
Doll Master Out:《梅澤の十手》×2、《不穏の標》×1、《けちな贈り物》×1
In:《赤の防御円》×1、《死の雲》×1、《最後の河童の甲羅》×1、《頭蓋の摘出》×1

【第2戦】
両者ともにマリガンなく、higeの先攻。
higeは1手目《山》から《凍らし》、2手目で《凍らし》攻撃後、《山》から《かまどの神》プレイと上々の立ち上がり。対するDMは1手目《ミラディンの核》、2手目《沼》から《師範の占い独楽》。
higeの3手目、《凍らし》《かまどの神》で攻撃した後、《沼》を置いて2体目の《かまどの神》を呼ぶ。対するDMは《沼》セットのみ。
4手目、higeは総攻撃。DMは「待ってました」とばかりに《残響する衰微》で《かまどの神》を2体同時に片付ける。しかし、higeも負けじと《山》セットから《頭蓋の摘出》で《鬼の下僕、墨目》をリムーブする。返しのDMの4手目は《精神ねじ切り》。higeの手札から《真鍮の都》と《灯籠の灯る墓地》が落ちて手札が0になる。
higeはドローから《凍らし》攻撃でターンエンド。DMは《騒がしいネズミ》で手札破壊を目論むが、ここはスタックで《マグマの噴流》を本体に撃ち、結果的に空振りで終わる。
続くhigeの6手目は《凍らし》で攻撃。DMはこれを《騒がしいネズミ》でブロック。higeはダメージをスタックに乗せた後、《凍らし》を生贄に捧げて相討ちに。返しのDMの6手目は、《最後の河童の甲羅》をプレイする。
これで大勢はDM有利だが、ここからが長かった。
DMは《残響する真実》と手札破壊を駆使しながらhigeのクリーチャー攻撃をかわしていくが、4手目で《鬼の下僕、墨目》をリムーブされているため決定的な勝ち筋がない。
逆にhigeは火力で《貪欲なるネズミ》や《騒がしいネズミ》を焼きながら応戦するも、本体への呪文は《最後の河童の甲羅》で封じられ、ようやく引いた《弧炎撒き》は《忘却石》で流される。
結局、この一戦は39ターンにも及び、ネズミでちまちまとダメージを与え続けたDMが、時間切れ直前に勝利した。

【Result】 Winner:Doll Master