第15試合　hige vs Devil Minister back
Reported by Search Light
【第１戦】
両者マリガンなく、higeの先攻。
higeは1手目《山》、2手目《灯籠の灯る墓地》から《炎歩スリス》の先制パンチ。対するDevil Minister（以下DM）は1手目《森》《師範の占い独楽》、2手目《森》《桜族の長老》で、両者とも悪くない立ち上がり。
3手目。higeはスリスを走らせると、DMは長老でブロックして《森》を出す。その後、higeは《沼》を置いてエンド。DMは《森》を置いて《木霊の手の内》から、2枚の《森》を場と手札に入れる。
4手目。higeのスリスが無人の場を走ると、《沼》《頭蓋の摘出》で《トロールの苦行者》をリムーブ。DMは《森》を置いて再び《木霊の手の内》で2枚の《森》を場と手札に。さらに《桜族の長老》をプレイしてエンド。
5手目。相変わらずhigeはスリスで攻撃。ここは長老でブロックされるが、その後《頭蓋の摘出》で《北の樹の木霊》をリムーブする。対するDMは《森》を置いて《花の神》《桜族の長老》をプレイしてエンド。
6手目。higeはとりあえずスリスで攻撃し、DMは長老でブロック。攻撃後、higeは《死の溜まる地、死蔵》を置いて《弧炎撒き》をプレイ。これで完全に試合の流れを手中に入れる。対するDMはまたもや《木霊の手の内》で《森》を延ばす。
7手目。higeは場に残る花の神に対して弧炎撒きの能力を起動。DMは能力を起動して《木霊の手の内》を手札に戻す。そして、無人となった場を、スリスと弧炎撒きが攻撃。いよいよDMは苦しくなるが、続くDMのターンも《木霊の手の内》。14枚目の森がDMの前に並ぶが、そのマナは全く生きていない。苦しいDMは《花の神》を置いてエンド。
8手目は7手目のリプレイ。しかし、2体の攻撃後、DMのライフは2になっていた。もちろん、ここは弧炎撒きの能力が飛び、DM焼殺。
【Sideboarding】
hige Out：《金属モックス》×4
In：《沼》×1、《死者の嘆き、崩老卑》×1、《恐怖》×2
Devil Minister Out：《南の樹の木霊》×1、《あざみの使い魔、明日歌》×1、《トロールの苦行者》×1、《摩滅》×1
In：《創造の標》×3、《ロクソドンの戦槌》×1
【第２戦】
両者マリガンなく、DMの先攻。
DMは1手目《森》、2手目《森》、3手目《森》から《木霊の手の内》で、2枚の《森》を場と手札に。対するhigeは1手目《山》、2手目《沼》、3手目《沼》で静かな立ち上がり。
4手目。DMは《森》を置いて《花の神》《桜族の長老》。これに対してhigeは《桜族の長老》に《マグマの噴流》を飛ばすが、もちろんDMは長老を生贄に捧げて《森》に変える。対象不適切で打ち消されたためマグマの噴流の占術は発生せず。ここは完全にhigeのミスプレイとなった。しかしhigeはめげずに《山》を置いて《頭蓋の摘出》で《トロールの苦行者》をリムーブ。
5手目。DMは花の神に《ブランチウッドの鎧》。これでも十分な致死量だが、DMはさらにもう一枚の《ブランチウッドの鎧》。13/13となった花の神が無人の野を走る。続くターン、higeは何とか凌ごうと《山伏の長、熊野》を置くが、さすがに火力でどうこうできるサイズではない。
6手目。DMは巨大ティッシュで攻撃宣言。higeは熊野でブロックし、何とか延命を図るものの、ここでDMの手からプレイされたのは《野放しの成長》。これで花の神は17/17＋トランプル。hige圧死。
【Sideboarding】
hige Out：なし
In：なし
Devil Minister Out：なし
In：なし
【第３戦】
higeマリガンから、higeの先攻。
higeは1手目《山》《溶岩の撃ち込み》、2手目《灯籠の灯る墓地》《かまどの神》、3手目《山》《罰する者、ゾーズー》と激しく動く。特にゾーズーの存在はDMのデッキにとって脅威。しかし、対するDMも順調に土地を伸ばし、3手目に赤殺し《トロールの苦行者》を出すことに成功する。両者一歩も引かぬ序盤となった。
4手目。higeは《山》を置いてから、かまどの神とゾーズーの2体で攻撃。DMはゾーズーをトロールで受け、両者相討ちとなる。この1対1交換はどちらに有利だったのか。続くターン、DMは《森》を置いて《花の神》。
5手目。higeはドローから即エンド。対するDMは《森》から、これまた赤には致命的な《北の樹の木霊》。
6手目。またもやhigeはドローから即エンドで窮地に陥る。対するDMは北の木霊で攻撃し、《木霊の手の内》で2枚の《森》を場と手札に入れ、さらにその《森》を置いて、花の神に対して《ブランチウッドの鎧》をプレイし、攻勢をかける。しかし、ここはスタックで《氷河の光線》を花の神に撃ち込み、ブランチウッドはフィズル。このプレイで流れが変わる。
7手目。higeはようやく土地を引き、《山》から《弧炎撒き》。さらに《かまどの神》が攻撃してエンド。対するDMは弧炎撒きを警戒して、攻撃することなくエンド。この時DMのライフは残り10。実はこのエンドで勝負は決していた。
8手目。higeは2体で攻撃。DMは弧炎撒きを北の木霊でブロックするが、このブロック指定にレスポンスして能力を4回起動。DMの残りライフは2。ブロックされなかったかまどの神が残った2点を削り、苦しい戦いに勝利した。
【Result】　Winner：hige