第1試合 hige vs Devil Minister back
Reported by Doll Master
【第1戦】
因縁の両者の対決は暗黒騎士団公式戦初の青単対決となった。
開始から11ターンまで《島》−エンドの繰り返しで始まった。12ターン目でhigeが《血清の幻視》をプレイ、《卑下》をディスカード。
15ターンにようやく場に動きが出始める。Devil Ministerが《泥棒jカササギ》をプレイ。
そして次のターン壮絶なカウンターの打ち合いが始まる。16ターン、higeの《ヴィダルケンの枷》に対し、Devilが《無効》、その《無効》にhigeが《マナの漏出》を撃つ。Devilは《マナの漏出》でそれに対抗し結果として《ヴィダルケンの枷》を落とすことに成功する。
17ターン、Devilは《ちらつき蛾の生息地》をセットし、《泥棒カササギ》で攻撃を始める。
19ターン、Devilの《泥棒カササギ》の攻撃に対し、higeが《残響する真実》で手札に戻そうとするが、Devilは《邪魔》で回避。
さらに、21ターン。再び壮絶なカウンター合戦が始まる。
Devilは《泥棒カササギ》で攻撃後、《袖の下》をプレイ。higeは《邪魔》で対抗。それに対してDevilは《邪魔》をプレイ。さらにDevilの《邪魔》にhigeは《巻き直し》で対抗し、《袖の下》のカウンターに成功する。ここまで、防戦一方のhigeだが22ターン目に《潮の星、京河》を場に出す。23ターン、Devilは《島》をセットし、《潮の星、京河》をプレイ。レジェンドルールにより両者の《潮の星、京河》が落ちるが、その能力によりDevilの《泥棒カササギ》のコントロールがhigeに移る。
24ターン目、higeはコントロールを奪った《泥棒カササギ》でDevilを攻撃。さらに《泥棒カササギ》をプレイ。Devilはエンド前に《残響する真実》を《泥棒カササギ》に撃つ。2体の《泥棒カササギ》がそれぞれ手札に戻る。
25ターン、Devilは《ヴィダルケンの枷》。hige《無効》。
27、28、29ターンにそれぞれ《泥棒カササギ》をプレイ。場に3体の《泥棒カササギ》が並ぶ。
31ターン、Devilは2体の《泥棒カササギ》で攻撃を宣言。higeはそれに対し《残響する真実》をプレイする。Devilは《邪魔》で対抗するが、それに対しhigeは《邪魔》を撃ち《泥棒カササギ》を手札に戻させることに成功する。Devilは残ったマナで《泥棒カササギ》をセットしエンド。
32ターン、higeも《泥棒カササギ》をプレイ。33ターン、Devilは《運命をもてあそぶ者》をプレイ。
35ターン、《ちらつき蛾の生息地》をセット後、《泥棒カササギ》をプレイ。
39ターンからDevilは、3/3になった《ちらつき蛾の生息地》と《泥棒カササギ》1体で攻撃を始める。
43ターンにDevilは、3/3になった《ちらつき蛾の生息地》と《泥棒カササギ》1体で攻撃をする。エンド前にhigeは《残響する真実》をプレイし、場にあるすべての《泥棒カササギ》が手札に戻る。Devilはさらに《泥棒カササギ》をプレイし、《泥棒カササギ》をディスカード。
44ターンにhigeは2体の《泥棒カササギ》をプレイするも、Devilに《残響する真実》を撃つ、《巻き直し》で対抗するが、それに対し《マナの漏出》をDevilに撃たれ《泥棒カササギ》は手札に戻される。
45ターン、3/3になった《ちらつき蛾の生息地》と《運命をもてあそぶ者》で攻撃。さらに《泥棒カササギ》をプレイ。次ターン、higeも《泥棒カササギ》をプレイ。
そして47ターン、Devilは3/3になった《ちらつき蛾の生息地》と《泥棒カササギ》《運命をもてあそぶ者》で攻撃を宣言。higeは《泥棒カササギ》を《泥棒カササギ》で、《ちらつき蛾の生息地》は《ちらつき蛾の生息地》で《運命をもてあそぶ者》を通すことを選択。higeのライフは残り1となる。そしてDevilは《泥棒カササギ》をプレイ。エンド前にhigeは《残響する真実》をプレイし、《泥棒カササギ》を手札に戻す。
48ターン目、higeは《潮の星、京河》をプレイ。エンド前にDevilは《残響する真実》をプレイするが、higeは《邪魔》で対抗する。
そして、49ターン。ここで試合時間は一試合の最大時間50分となり、このターンで時間切れ終了となるが、higeはDevillの攻撃を防ぐことが出来ずにターン開始と同時に投了する。
1セット50分という壮絶な戦いを制したのはDevil Ministerであった。
今回両者青単ということで、このようなカウンターの合戦の予想は出来ていた。しかし、この戦いはスタックルールの理解不足、使用するカウンターの選択の甘さ、攻撃の甘さなど非常にぬるい戦いであった。
試合後の感想戦で話題に上ったのが、39ターン目からのDevilの攻撃とそれに対するhigeの防御である。エンド前に《残響する真実》を使うのではなく、ブロッククリーチャー指定後のダメージがスタックにのる前にプレイすることでダメージを受けることなく戦闘を終了することができた。higeはこの3回の攻撃で合計12点のダメージを受けている。その結果として、試合はドローになりhigeは負けがつかなかったはずである。また、勝ったDevil Ministerもたまたま相手がよかっただけである。そう言われても仕方のないプレイであった。また、Devil Ministerのデッキのテスト不足からデッキを使えていないのは明らかでありそういった点も反省すべきだ。手を抜いているとは言わないが、ただデッキを作りプレイするのではなく、プレイ技術向上させ、真剣にやるからこそ面白いということを是非わかってもらいたい。
レポーター自身も多くのことを反省し教訓となるであろう一戦であった。


【Sideboarding】
hige
Devil Minister

【第2戦】
時間切れ

【Result】 Winner:Devil Minister