2008年桜花賞予想
かつての桜花賞はタフで上がりのかかるレースでしたが、新装阪神になってからは切れが求められるレースに変わりつつあります。
昨年は前半1000メートルの通過が59.8秒のスローで、上がりは33.6秒というトライアル質のレースになりました。
ですから今年も、ある程度前に行ける馬か、差し馬なら速い上がりが使えるタイプが狙いです。
1人気はトールポピー。阪神JFは1000通過が58.1秒と引き締まったレースになったため上がりも35.2秒で足りましたが、切れが求められるレースになると、この上がりでは足りないでしょう。スローだったチューリップ賞でも、自身最速の34.1秒を使いながら捕まえ切れなかったように、上がりが問われる流れはそれほど向きません。叩いて前進は間違いないでしょうが、似たような流れになると、不安材料が残ります。
2人気はリトルアマポーラ。差しに回れば34秒前半の上がりが使えるので、今年のメンバーでは切れる方でしょう。評価すべきは2走前の京成杯で、タフな2000の重賞を、勝ち馬から0.2秒差にまとめている点は非常に評価できます。タフな流れになっても、上がりが問われる流れになっても、どちらでも対応できる点は魅力です。
3人気はオディール。前走で突然差しに回った反動が出るかもしれませんが、何だかんだ言っても、前走の33.5秒は評価すべきでしょう。今回の出走馬で、500万以上の条件で33秒台の上がりを使っている馬は他にシャランジュだけなので、それだけでも買い材料だと思います。
4人気はブラックエンブレム。前走は勝って当然というローテでしたから、それほど評価に値しません。ただ、新装阪神のパターンとしては、先行した馬が穴を開けるケースが多いので、前に行けるというのはそれなりのアドバンテージです。行き切ってしまえば面白いかもしれません。
5人気はソーマジック。勝っているのがいずれもダート質のレースなので、かつての桜花賞向きですが、新装阪神のタイプとはずれている感じがします。
6人気はエイムアットビップ。いかにも得意そうな阪神1400で惨敗というのは気になりますが、再びある程度前に行くようだと面白いかもしれません。前走度外視で穴に一考です。
7人気はエアパスカル。チューリップ賞の勝ち馬ですが、前走はスローに恵まれたので度外視でしょう。あまり強調材料はありません。
8人気はデヴェロッペ。強調材料に欠きます。
9人気はベストオブミー。今更ブライアンズタイムが桜花賞でどうこうという感じでもなく。
10人気はシャランジュ。新潟2歳Sの33.0秒の上がりは、新潟補正を考えても特筆に価するとは思います。ただ、追い込み一辺倒で勝ち負けになるほど甘いレースでもないでしょう。
◎リトルアマポーラ
○トールポピー
▲オディール
△ブラックエンブレム
△エイムアットビップ