EDHデッキを3重スリーブにしてみた
最近、暗黒騎士団MTG部では、マイスリーブ探しが流行っているようです。
そんな中、私が気になっていたのは、ブシロードから発売されている「スリーブコレクションHG Vol.13 レーシングミク」。
本家・初音ミクやアペンド・ミクのキャラスリーブなら大人買いするまであったんですけど、レーシングミクは正直微妙…。
そんなわけで、しばらく躊躇していたんですが、せっかくのスリーブ・ブームの流れですから、これを機会にEDHのアクローマデッキに試着してみました。
使っていくうちにミクさんが劣化していくのはかわいそうなので、使うからにはもちろんトリプルスリーブです。
以下、備忘録とか雑感とか。
インナースリーブ
カードを裸にしたまま扱っていると、端が爪で傷ついたりするので、それを保護するのがインナースリーブの役割。
インナースリーブはカードの上側から装着するので、プレイ中にスリーブの開放口からうっかりカードを傷つけてしまうこともありません。
EDHをやっていると、今では入手しにくいカード資産も増えてきますから、インナースリーブを着けておくと安心です。
インナースリーブは、一度カードに装着したら、基本的に外すことはありません。
私が使っているインナースリーブは、KMCのカードバリアー100パーフェクトサイズ。
「パーフェクトスリーブ」とも呼ばれるように、MTGのカードにジャストフィットするサイズで、安さと入手のしやすさが特長です。
ただ、カードへの装着感が、きつめだったり、緩めだったり、製品によってサイズにわずかな誤差があります。
まあ、さすがにコンマミリ単位の誤差ですし、カードとの相性もあるので、これはスリーブ側だけの問題ではないかもしれません。
緩めの装着感だと次のスリーブに入れにくい場合があるので、ややきつめの製品が当たりです。
カードスリーブ
最近では「キャラスリーブ商法」と言われるほど多種多様なカードスリーブが売られていますから、サプライ好きには楽しい時代になりました。
ちなみに、キャラスリーブにはこだわらず、純粋な使用感でスリーブを選ぶなら、ウルトラプロのデックプロテクター・スリーブ ソリッドが好みです。
背面がエンボス加工になっていてシャッフルしやすく、スリーブ内部も摩擦が少ないので、緩めのインナースリーブでもストレスなくダブルスリーブにすることができます。
そんなわけで、しばらくウルトラプロのソリッドスリーブに慣れていたので、ブシロードのキャラスリーブは、インナースリーブが緩いとうまくダブルにならず、装着するのは一手間でした。
キャラスリーブガード
今や人気のキャラスリーブにはプレミアムがついたりする時代ですから、スリーブは消耗品ではなく、デッキのアクセサリーという認識になっているのでしょう。
そんなわけで、キャラスリーブを保護するスリーブガードも、ずいぶんと店頭で見かけるようになりました。
今回使ってみたのは、ブロッコリーのキャラクタースリーブプロテクター【世界の名言】シリーズ。
このスリーブプロテクターは比較的硬めなので、1枚1枚のカード&スリーブをかなり堅牢に保護してくれます。
大きさもキャラスリーブにジャストフィットして、製品ごとの狂いも(今のところ)ないので、かなり満足度の高い商品でした。
ニッチな分野ではありますが、これがヒット商品になったのもわかります。
ただし、硬いということは厚みもあるということですから、EDHのデッキはかなりやばいバベルになります。
デッキケース
トリプルスリーブにすると困るのは、適当な大きさのデッキケースが少ないことです。
特にトリプルスリーブのEDHデッキとなると、デッキケース探しは困難を極めます。
たまたま家にあった昔のやのまんの200枚用ストレージボックスがトリプルEDHデッキにジャストサイズだったんですが、現在は微妙にサイズが小さくなっているらしく、数ミリの差で入りませんでした。
そんなわけで、デッキケースはカスタマイズしました。
準備したのは、ウルトラプロの700枚用ストレージボックス。
このストレージボックスをデフォルトで使おうとすると、トリプルスリーブには高さが約1センチ足りず、蓋がうまく閉まりません。
しかし、中の仕切りをハサミで切って横入れ型にすると、トリプルスリーブのEDHデッキが2個収納できる、ちょうどいいサイズのデッキケースになるのです。
仕切りの反対側にライフカウンターやトークンカードなどを入れておけば、この箱一つを抱えて遊びに行くことができます。
これはけっこう俺グッジョブ!
扱いやすさをとるか、キャラへの愛をとるか、それが問題だ
そんなわけで、3重スリーブについてあれこれと考察してきましたが、正直なところ、EDHデッキをトリプルにするのは、あまりおすすめできません(笑)。
いつ倒れるかわからないライブラリーの高さはもちろんですが、サーチ時のシャッフルがとにかく煩わしくて仕方ない。
カードの扱いやすさで言えば、インナースリーブ×ソリッドスリーブのダブルが最強でしょう。
しかし、ディールシャッフル時にレーシングミクがずらりと並ぶ壮観さは、その扱いにくさを補って余りあるものがあります。
しかも、だんだん愛着が湧いて来たのか、レーシングミクもかわいく見えてきました(笑)。
そう、これは一種の踏み絵なのです。
ただでさえ天使のアクローマがミクという最強の天使と融合して胸が熱くなるな。
そう考えたら、3重スリーブもありかなと思うようになってきた今日この頃です。
- 2010年12月18日 00:17
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